先日、読み始め記👇を
アップロードした髭男爵 山田ルイ53世さんの『一発屋芸人列伝』を読了。
中後半に登場するのは、
ジョイマン
ムーディ勝山と天津・木村
波田陽区
ハローケイスケ
とにかく明るい安村
キンタロー。
髭男爵
という顔ぶれ。
一発、そしてその後の・・
紹介されているエピソード、ジョイマンの例では
” サイン会なのに、客が0人」・・・芸能人、タレントといった生業の人間にとっては屈辱的、致命的な大惨事。
正真正銘の事故である。”(p90)
なる「あちゃー」というその後に、顔ぶれの中で最もアップダウンが激しかった様相の波田陽区さんの場合、
2016年春に、妻子を伴って活動拠点を福岡に移し、後輩等から
” 彼らの口から人間・波田陽区の話は出てくるが、芸人・波田陽区の話題は皆無だということ。
胸騒ぎがする。恐る恐る尋ねると、
「波田さんは若手と一緒のライブに出ていて・・・」
いや、立派である。初心に戻って一から・・・と感心したのも束の間、
「ライブの終わりに、誰が面白かったのか、客の投票によるランキングが発表される。でも波田さん、2か月連続最下位で・・・」”(pp146-147/括弧書き省略)
と現実は厳しいケースが目立ち、一冊通して読むと感じる重苦しさは否めません。
それでも続く人生。見出す先の光
但し、皆さんそれぞれ「一発は一発」として割り切り(断ち切り)、
” あるものは、社交ダンス世界大会で上位に食い込み、お茶の間の感動を呼んだ。
SNSのアカウント上で披露してきたポエムが評判となり、再び注目を浴びつつあるものや、
コスプレキャラからの脱皮を見事果たし、今や正統派漫才師の地位を手に入れたものもいる。”(p235)
と大半の方は芸の世界に身を置き続け、再起を期する様子や前向きな生きざまを伝えることが、本書を通じて著者 山田ルイ53世が伝えたかったメッセージであるものと、そのことが得られる読後感でもあります。