山本雄一郎さんに学んだ、相手のために自らを汚していく覚悟:分析哲学、認知哲学の世界

昨年6月の池松耕次さんのプラチナパスポート以来で、山本雄一郎さんのセミナーを受講。

▪️▫️▪️プラチナパスポート:山本さん登壇部分▪️▫️▪️

>> 池松耕次プラチナパスポート その七:未来の事でも臨場感が高まれば「現実」となる <<

>> 池松耕次プラチナパスポート その八:未来を変えるための臨場感の高め方 <<

>> 池松耕次プラチナパスポート その九:ビジネスの成功は「独自の売り」と「リーダーの覚悟」<<

山本さんは認知科学の領域で専門性を有され、自己啓発業界で圧倒的なセールス実績を残されている方。

普段、表舞台に出る事なく世に知られるプロフェッショナルへの指導であったり、非公開で年200回ペースでのセミナーの開催実績をお持ち。

今回は、山本さんが運営されている哲学塾の紹介を兼ね、約1年振りに少人数で開催されたもの。

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視点を上げるメタ認知力とは・・

山本さんが億単位の販売実績を叩き出すなど、圧倒的な実績を出されている背景にあるのが、セールステクニックやマーケティングではなく

哲学。逆にそれ以外については、学ばれた経験がないとの事。

その状況下で売りまくられた極意についての紐解きがあった訳ですが・・

先行き不透明な時代で、山本さんと同様に高いパフォーマンスを発揮されている人の違いは

IQの高さでも、労働時間の長さでもなく、他の人たちよりも高い視点で物事を捉える力。メタ認知力。

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メタ認知力を身に付けるために学ぶべき事は、世界と人間の構造、認識、意味、価値を知ること。

それらを学ぶ上で登場するのが、分析哲学と認知科学で、世界の成り立ち、存在や意味、人の認識を分析する研究領域。

これらを理解している人たちはビジネスで高い結果を出している。

人に影響力を行使するためには、人よりも高い次元にいる事が求められる。

私たちは「言葉」に支配されている

セミナーでは、私たちの世界は「言葉」に支配されている、との前提から、

この世界には、予め決まっている「意味」はなく、具体例をもとに

「言葉」が使われた状況や他との関係性(「黒」という事を理解するには、「赤」「白」などの理解が必要)の中で、

「意味」付け、解釈が行われていくというプロセスの解説が行われました。

この世界に「事実」はなく、あるのは「解釈」だけ。

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私たちは「本能」にも支配されている

また、私たちの世界は「本能」にも支配されており、生まれてから自分の欲望に従って生きている。

自分の欲望が満たされないと、都合良く、その事実をねじ曲げてしまい

想像上の世界で、価値を逆転させてしまい、妄想の中に逃げていってしまう。

例として「お金に恵まれないと、世の中、お金じゃない」といった具合。

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世の中への貢献 > 自己重要感

その他、幾つか上記のような解説が行われ、一度に理解する事は出来ませんでしたが、

印象的であったのはクロージングに入ったところで・・

・人間は否定、批判を乗り越えていかないと成長出来ない。色々言われても、自分の信念が純度100%の状態でいる事が大事。

・多くの人は、(物を)売ることに「罪悪感」を持っており、その背景には自己重要感があり、売れない原因となっている。

・視点の高い人は、自己重要感を薄める事が出来る。相手を救いたいという信念、誠実さが、「売る」力の源泉となる。

・自分の中の「誠実」の量だけ、他人に対して「非情」になれる。つまり、自分が傷つきたくない事よりも、社会に貢献していく事を上位に持っていく。

・セールスのプロは、自分の中の覚悟と向き合い、結果を受け入れる覚悟を持つ。自分が傷つく事を顧みず、他人のために貢献する思いがあれば、最終的に感謝を得られるはず。

妄想に逃げず、現実を受け容れる己のあるべき姿

上記が約2時間+30分弱の質疑応答の中で学んだ事ですが、「プラチナパスポート」の時とは

異なった角度?、新たな切り口で山本さんが言われる再現性を得られる「本質」について学べる機会となり

半日ほど経過して、脳にやや混乱した状況が感じられるものの(笑)

哲学に興味は持っていたものの、学問としての「哲学」に入り込めなかった者としては

難解な世界を日本一分かりやすくその世界を説明して頂けるとの山本さんにナビゲートされる世界に軽く興奮させられました。

 


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