元読売ジャイアンツ 斎藤雅樹さん&村田真一さんによる『ジャイアンツ伝統のエースたち』を読み始めて
第1章 「旧・先発3本柱」
第2章 「新・先発3本柱」
第3章 村田真一みずからを語る
第4章 斎藤雅樹みずからを語る
第5章 野球史に残る試合
第6章 21世紀のエースたち
と章立てされているうちの 第3章 村田真一みずからを語る まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
先月(2022年11月)開催された本書お渡し会 ↓
で、入手していた一冊。
大投手たちのリアル
本書について著者のお二方は
村田真一さん
” 大エースたちの投球の感触は、私の左手が記憶しています。
それを読者の皆様につぶさに伝えるのが、巨人35年の歴史に接した私の使命だと考えています。”(p003)
斎藤雅樹さん
” 現役引退後、投手コーチとして後進の指導に当たりましたが、今回の書籍制作において「巨人のエースはどうあるべきか」を改めて考える機会となりました。”(p004)
と、冒頭の「はじめに」で述べられており、前半は
” 西本聖さんの球は200球受けても全然疲れない。なぜなら「内角低めシュート」と言った場合、普通の投手なら「このあたり」にアバウトに球が来るのが、こと西本さんに限っては「ここ」にピンポイントで球が来る。
体を動かしたり、ミットをはめた左腕を動かしたりする必要がない。”(p041)
や
” 村田 しかも球種はストレートとカーブだけ。投球テンポが速いから、俺がカーブのサインを出したら、江川さんは振りかぶりながら首を振った(苦笑)。”(p025)
といった本流話しに、
” (斎藤)福岡は中洲の歓楽街が有名です。マキさんは登板前々日の門限破りをマネージャーに見つかっていたんですよね。
「次は僕の試合の投球を見てくださいよ」(槙原)
「分かったよ。結果を見てから、門限破りの罰を決めよう」(マネージャー)
それで奮起したのが完全試合達成の要因だとも言われているようです(笑)。”(p082)
といった舞台裏話しまで、ご両人の現役選手時代の体験談、見聞録が綴られており、90年代(前後の)頃にタイムマシンさせられる感、後半もどのようなエピソードが飛び出すのか楽しみに読み進めたく思います ^^