養老孟司先生登壇の『SAUNTER Magazine Vol.01』刊行記念
トークイベント「養老孟司の旅、屋久島の多様な生き物について」に参加。
一昨年(2017年)秋の京都⬇︎以来、
久々の養老孟司先生登壇イベントということで楽しみに迎えた当日。
屋久島の魅力、自然への向き合い方 ・・
屋久島は、がんがん飛行機に乗っている頃は漠然と頭にあり、すっかり地上の人になってからは頭から遠のいていましたが、
主として養老孟司先生が、没頭の境地に到達される昆虫にまつわる話題中心、屋久島でしか見られない口の長いゾウムシお話しに始まり、
誰も人を減らそうと考えていないのに日本の人口が減り続けていることへの日本人の自然に対する考え方への言及に、
学校教育に自然体験が組み込まれているものの、自然体験すれば頭が良くなるとの思い込みであるとの指摘に・・
オブラートを感じることなくストレートに自然へのお考え(ex今の社会は以前と比べ他人への寛容性が低下し暮らし難い)などを拝聴することが出来、この場に足を運んだ甲斐を実感。
また、進行役を務められたSAUNTER Magazine 発行人兼編集長国本真治さんから
屋久島について、天気はほぼ雨(養老孟司先生の直近の滞在期間中は奇跡的に5日連続で晴天であったとか)、
ホテル経営も手掛けられているそうで、特にヨーロッパの観光客は部屋に備え付けてあるスプレー1本を使い切る傾向がある等のお話し(の裏返し)に、
行かねば体感出来ぬこの地ならではの大自然想起され、再び屋久島の存在が自分の中でクローズアップされることになりました。
close to 養老孟司先生
質疑応答を含め1時間ちょっとのトーク、久々の養老節に軽く刺激を得ることが出来、その時点満足でしたが、
ここから更に告知にはなかった懇親機会も知らされ
養老先生を身近に感じることの出来た貴重な機会にもなりました〜