但し、一般的なトーク&サイン会にあらず、
第一部 記者会見
第二部 トーク
第三部 サイン会
なる三部構成。
ということで、序盤は取材記者に撮影に音声の方が入り混じる独特な雰囲気。予定時間を10分ほど押して、吉田敬さん登場。
そこからワイドショーで何となくお馴染みの光景が目の前で繰り広げられ、
連載期間中はコラムのことが頭から離れぬ日々に、書き溜めたメモが膨大な数に及んだり、コンビの小杉竜一さんのウケ狙い無しの本音炸裂であったり・・
最後は「やっぱ(時節柄)来たかぁ・・」と、芸能界を揺るがしている闇営業の質疑で軽妙な応酬があり、計20分ほど。
後輩が語る吉田敬さん
続いて10分ほどの休憩を挟んで、烏龍パーク 橋本武志さん、すゑひろがりず 南條庄助さん相手にトーク。
普段、よく飲みに行かれている間柄であったそうで、南條庄助さん曰く普段、飲み会でのやり取りがコラム化されたような感覚があるそうで、
吉田敬さんは「そんなことはない。もっと深い」とお気に召さぬ様子 ^〜^;
橋本武志さんは、吉田敬さんの一般的には分かりづらい優しさを感じ、始めの方を読んでいる時点で泣いてしまったそうで、泣いたことは南條庄助さんも同じであったそうな。
本書に収録されている鰻重のコラムとか、女性に成り切って書かれたコラムなど、未読の自分にとっては予告編的なお話しが聞けて、帯にある
「猛毒エッセイ58篇!!」のコピーとともに、内容への興味を掻き立てられたトークが20分ほど。
つかの間ながらも
その後、サイン会。 ・・の前に、会場三方にポーズされての撮影タイムが設けられ、
撮影一切禁止とならないという配慮は嬉しく、
サイン会でも全員に為書きのサービス付き ^^
記者会見、トークでは内容にほのかに毒気を感じながら雰囲気は終始ほのぼのとしていて、
サイン中に気さくに「仕事帰りですか?」とお声がけ頂いたり、ちょっとした交流も「来て良かった」といった感覚に。
聞けば『黒いマヨネーズ』は増刷を重ねること六刷。トーク中では、芸人さんの間でも話題に出ることが多いとのことで、
ブラックマヨネーズのネタは何度か目にしているものの、吉田敬さんへの先入観がない分、書かれてある内容が楽しみです。